ナナフシモドキは何モドキ

山小屋の番人

2019-07-12
虫いろいろ
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 ナナフシモドキです。
   翅はないが昆虫です。 おそらく成虫 メス
 肢は6本 4本に見えるのは前肢2本を前方へ伸ばして枝に擬態している
DSC_4720.jpg
  小枝に擬態しているのですが、緑の葉の上では効果は疑問

 前肢も動かして移動、横から見た姿 
DSC_4837.jpg

  頭部を拡大 短い触角が見える 見えにくいが目の上に角状の小さい突起がある
DSC_4838.jpg
        右目のように見える丸いものは取り付いたタカラダニ
  ナナフシモドキはほとんど単為生殖でメスだけで卵を産む
   ごくまれにオスが出現し両性生殖もあるという
  国内でオスが発見された記録は十数例しかない、
      見つけたら大ニュースになること間違いない。

 ちょっと前に撮った幼体、 体色は脱皮のタイミングで変化するらしい
DSC_3166.jpg

ナナフシモドキによく似て触角の長い
       エダナナフシという種がいる  →  こちら

ナナフシモドキエダナナフシの分類、学名などについては  →  こちら

ナナフシモドキの名前の由来を調べてみると
  ナナフシは七節、七は数字ではなく多くのという意味で、たくさん節のある小枝のこと、
  ナナフシモドキ節の多い小枝のような虫ということらしい。
    日本に近代的な生物分類学が成立する以前からの呼び名だ

 分類上の命名が ナナフシ目ナナフシ科となってややこしいことになった。
  ナナフシ科のほかの種は○○ナナフシと名付けたから余計ややこしくなった。

 ○○モドキ、例えばカミキリモドキとかジガバチモドキのように
   モドキとはもとになる虫に対し似て非なるものの意味で使用される。
 ナナフシモドキはナナフシ科の一種なのだから似て非なるものではない
  (もともとが小枝モドキだから)
そんなこんなで標準和名ナナフシモドキをやめてナナフシとしようという
  人たちも現れ必ずしも意見が一致してはいないらしい。

こうして「ナナフシモドキ(ナナフシとも言う)」という
              奇妙なフレーズが横行することとなった。



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