ヤドリクモバチはなぜかマツカゼソウに・・・  ムモンホソアシナガバチ スズムシバナ

山小屋の番人

2017-08-17
ハチの仲間
4 COMMENTS
 マツカゼソウが咲き始めました
  マツカゼソウとともに思い出すには ヤドリクモバチです
                マツカゼソウについては  →  こちら
 いました ヤドリクモバチです 

 マツカゼソウの蜜を舐めに来ています
  ヤドリクモバチは二年前この場所で見つけ、岡山県での初記録と確認されました
 ほかのクモバチの獲物に卵を産み付ける、
      まるで托卵のような労働寄生という習性をもっています
  卵を産み付けるところを観察したいのですがチャンスがありません

 全身が飴色というのもクモバチとしては変わっています
 ほかにも花はあるのですが、なぜかマツカゼソウ以外では見かけません
  成虫は花の蜜でエネルギーを得ているのですが
           マツカゼソウが特に好きなのでしょうか
  ※クモバチなどすべての狩蜂の獲物は幼虫の餌であり、
    成虫は体の構造から花の蜜など液体しか飲めないのだそうです
   ヤドリクモバチについて詳しくは  →  こちら

 蜂をもう一つ
 ムモンホソアシナガバチ  小型のアシナガバチです
 青虫などを狩って肉団子にして巣に持ち帰りますが、
  すべて幼虫の餌であって成虫はやはり花の蜜や樹液などを舐めます
 スズメバチ科の仲間は栄養交換といって幼虫に肉団子を与えるときに
  幼虫の口から特殊な栄養液をもらいます
                 スズメバチ科特有のエネルギー源です
  ヤドリクモバチよりは一回り大きい
    葉の表面についた露(雨水?)を舐めているのでしょうか
  ハチ目 スズメバチ科 ホソアシナガバチ属
     ムモンホソアシナガバチ Parapolybia indica 無紋細脚長蜂
   本州・四国・九州  里山に普通に生息 
     同属のヒメホソアシナガバチが顔面(頭楯)に縦筋があるのに対し
     それがないので無紋 
 足元に咲いていた紫の花は スズムシバナ
  キツネノマゴ科 イセハナビ属 
          スズムシバナ Strobilanthes oliganthus 鈴虫花
   近畿以西、四国、九州  
       西日本の9府県で絶滅危惧Ⅰ類またはⅡ類
    山地の林床に生育 
    昔はスズムシソウと呼ばれたがラン科スズムシソウと区別するため
       スズムシバナとされた

 
 
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Comments 4

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yky*11y*  

No title

ヤドリ…という名の由来も解りました。
飴色も一見、ヌケガラ?と思ってしまいます。

2017/08/17 (Thu) 09:59

今日も、こっそり自然観察!  

No title

こんにちは・・・
ヤドリクモバチと言うのですか!
飴色をした体色が実に美しいハチですね!
体色に惹かれたのは確かですけれど、それ以上に、持つ(労働寄生)と言う生態に興味を抱きました!
ハチの世界を覗き観るのは楽しいですね!!!☆・・・

2017/08/17 (Thu) 15:13

山小屋の番人  

No title

> yky*11y*さん
有難うございます。
寄生という生態はクモバチとしては異端ですよね
色も黒でもベッコウ色でもない点は特異です

2017/08/17 (Thu) 22:55

山小屋の番人  

No title

> 今日も、こっそり自然観察!さん
有難うございます。
この色のため、初めて見たときはクモバチと思えずに
別のグループ探していました、
調べていくうちに、その生態に驚きました

2017/08/17 (Thu) 23:12

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