ヒゲナガオトシブミ ヒメコブオトシブミ

山小屋の番人

2015-06-25
甲虫類
4 COMMENTS
 ヒゲナガオトシブミと言います

 オスです メスは首が少し短い

 ユニークな形です



  甲虫目 オトシブミ科 ヒゲナガオトシブミ
   北海道・本州・四国・九州
   コブシなどの葉を巻いて揺籃を作る

オトシブミ科の昆虫は卵を産み付けた植物の葉を筒状に巻いて、揺籃を作ります
  卵で5日、幼虫で2週間、内側から葉を食べて育ち、蛹で5日
            およそ25日前後で成虫になって出てきます

 昔の人は綺麗に巻き上げた揺籃を見て
  「ホトトギスの落とし文」とか「ウグイスの落とし文」などと呼び
     俳句の季語にもなっています
   この場合「落とし文」は
    秘かに思う相手が見つけてくれるように置いていった恋文の意でしょう
    相手が見つけてくれればいいですが別人に拾われたら大変ですね

  平安期から行われ江戸時代に大流行、落とし文の一般的な意味は
   風刺や政治批判、スキャンダルなど公言できない内容を、
    文書にして人目に付くところへ落としていった →落書(らくしょ)
   果ては投げ込まれた放火などの脅迫状をも指していたようです
    ※歴史的に有名な落書としては
      「此頃都ニハヤル物 夜討 強盗  謀 (にせ) 綸旨・・・」で始まる
     二条河原の落書(室町初期)があります これは高札に張り出したもの

     風流から物騒な話になりました


オトシブミをもう一つ

 ヒメコブオトシブミ  雌雄同形 背中にこぶ状のでっぱり

  甲虫目 オトシブミ科 ヒメコブオトシブミ
    本州・四国・九州
    イラクサの葉で揺籃を作る


 ヒメコブオトシブミがイラクサで作った揺籃



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Comments 4

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東北の温泉バカ  

No title

ひょうきんな子は、姿形もひょうきんですね。
愛らしいそのスタイルに「ナイス」

2015/06/25 (Thu) 14:03

山小屋の番人  

No title

> Kenちゃん
有難うございます
この時期オトシブミの作った揺籃はよく見ますが成虫そのものはなかなか見えないですね

2015/06/25 (Thu) 14:59

S-Bird  

No title

オトシブミでも♂♀同形のものもあれば、首の長い♂がいたり、多様ですね。いずれにしても、あのように苦労して卵を産み付ける♀の行動には感心してしまいます。

2015/06/30 (Tue) 21:14

山小屋の番人  

No title

> S-Birdさん
有難うございます
大体1時間から1時間半で一個の揺籃を作るそうですが、大変な労力ですよね
いい仕事をしています

2015/07/02 (Thu) 10:20

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