アキアカネの産卵  アッケシソウ紅葉

山小屋の番人

2014-11-07
トンボ
8 COMMENTS
アキアカネです  オスですね

この前メスを1頭だけ見つけて以来です

 アキアカネは5月か6月に羽化するとすぐ1000m級の高地に移動します
 最高気温が30℃以上になると生きていけないそうです
 秋、10月の後半から11月になると産卵に帰ってきます

 産卵しています

連結打水(打泥)産卵といって オスとメスがつながって 
     尻尾の先をちょんちょんと水(または泥)に付けて産卵します



ここは 牧草畑にできた雨後の水溜りです
  春にヤゴが育つ頃に安定した水がある可能性はゼロ 卵は全滅でしょう

 水さえあればどこにでも産卵という 
  この開拓者魂が新天地を切り開いてきたのだとは思いますが・・・


アキアカネは「赤とんぼ」の歌のように誰もが知っていて馴染み深いトンボでした
 秋になると田んぼの上を群れ飛ぶ光景は日本の秋そのものでした

 今 アキアカネは激減しています

 本来の生息地の水田は、農地の整備が進んで最近はほとんど乾田化され
   産卵の頃には水溜りが無くなっています
 ヤゴの生育時期は3月から6月頃ですが 6月にならないと水が入りません

 稲作の広がりとともに大繁栄してきたアキアカネですが
 稲作の農法アキアカネの生活サイクルとズレたことが大きな原因と見られます

 他にも温暖化の影響や稲の苗箱を消毒する薬品の影響なども指摘されています
 
 山間部などでは 耕作放棄した水田が見受けられます
 水を張るとトンボが育つのではといつも眺めています
 アキアカネの産卵と成長の場を提供してもらえないかなと思うのですが・・・


おまけです

アッケシソウが紅葉していました


アッケシソウ塩湿地に生育します 

噛むと塩味がします

  北海道厚岸湖岸 岡山県と香川県の塩田跡などごく限られた所に分布


スポンサーサイト



Comments 8

There are no comments yet.

東北の温泉バカ  

No title

アッケシソウ、懐かしいですネ~!!
札幌時代、これを見に車を飛ばしました。

2014/11/07 (Fri) 14:11

えみこちょ  

No title

アキアカネ、ほんとうに減りました。前はいやになるほど(^^;)いたのですが。
休耕田に水を貼るのは大変かもしれませんが、カエルなども帰ってきますし、生物多様性のためにぜひ、協力してもらいたいですね。

2014/11/07 (Fri) 16:33

向日葵  

No title

アツケシソウ 初見です♪

アキアカネ いえトンボたちが群生する環境は
きっと人間にも優しいはずなのですが。

2014/11/07 (Fri) 16:37

山小屋の番人  

No title

Kenちゃん
有難うございます
私は仙台から北には行ったことが無いので、厚岸湖に行ってみたいです
もちろん 紅葉の頃にね

2014/11/07 (Fri) 17:33

山小屋の番人  

No title

えみこちょさん
有難うございます
この付近では、アキアカネが産卵できる水辺が極端に減っています
湿地が回復すれば、あのハッチョウトンボも帰ってきた実績があるので
何とか協力してくれる人はいないかと探しています

2014/11/07 (Fri) 17:40

山小屋の番人  

No title

向日葵さん
有難うございます
水田の水が日本の自然を作ってきたと見直されていますね
田んぼを取り巻く水辺の環境が豊かになることは生物多様性にとっても
重要だと思います

2014/11/07 (Fri) 17:47

今日も、こっそり自然観察!  

No title

こんばんは。
・・・人の生活との関わりで、大きな影響を受ける虫は多いですね・・・
アキアカネもその中の一種なのでしょうか・・・
蛍を呼び戻す活動等は、盛んに成りつつあるますよね?同じ様な活動が必要な時が来てるのかもしれませんね!?・・・☆

2014/11/07 (Fri) 23:35

山小屋の番人  

No title

今日も、こっそり自然観察!さん
有難うございます
全国の半数以上の府県でアキアカネは1000分の1以下にまで減少しているそうです
何とかしなければという動きはあるようですが、まだまだこれからですね

2014/11/08 (Sat) 08:43

Leave a reply