峠の山小屋Ⅱ

田園の野鳥③ キジ ヒバリ オモダカ

 田んぼの間の畔に 何かいないかと探していると  キジのオスがエサを探して歩いていた   羽毛が相当擦り切れている、これから換羽の時期になる  振り返って こっちに気付いたのか 稲の陰に消えていった 農道の脇に小鳥がいた ヒバリのようだ 巣立ちの若いヒバリだろう 近付いてもなかなか逃げない 農道を左に折れてしばらく行くと また畔にキジがいた   おそらくさっきのキジだ  睨んでいるよう うるさい奴...

田園の野鳥② ケリ バン

 小雨の田園地帯    花を咲かせる稲穂の田んぼに ケリの若鳥が遊んでいた  田植え前の田んぼで生まれたケリのヒナも  すっかり成長して 虹彩の色も紅くなり 親鳥と区別が難しくなった。    ケリについて詳しくは  →  こちらなどを 畔の上に 黒っぽい鳥が、 バン 拡大しても遠すぎてボケボケ  肢の大きさが目立つ クイナの仲間なんだねえ   バンについては  →  こちらも...

田園の野鳥 チュウサギ

 平野部の田園地帯を行くと        田んぼの中に白いサギが遊んでいる。 いつものダイサギ?  いやいや、ちょっと様子の違うのもいる チュウサギでは?  少なくとも手前の1羽はチュウサギで間違いない。 頭部を拡大  嘴が短め、口角が目より後ろでない・・・  チュウサギでいいだろう 短めの頸もチュウサギの特徴だ 後ろのサギは長めに見えるが、 ダイサギはもっと長い  道路を渡るチュウサギ  ペリカ...

吉備高原の山路にヤマジノホトトギス咲く ミヤマアカネも

吉備高原の山道に ヤマジノホトトギスが咲いた  花柱には斑点がなく、花被片は平開する。 山道のほとりに自生するからヤマジノホトトギス 花は先端に数個と葉腋に1・2個づつ付き、先端から根元方向へ順次咲いていく。 花が終わって結実しているものもある 斑点の多いものや少ないもの、青っぽい色や赤紫色や変化が大きい  関東方面では同属のヤマホトトギスが多いそうだが、              この近辺では見た...

ソバナ シデシャジン ホタルブクロ ハグロトンボ

 高原の田圃の傍の沢の岸に咲いていた花の中からキキョウの仲間を集めてみた ソバナ  キク目 キキョウ科 ツリガネニンジン属             ソバナ Adenophora remotiflora 岨菜   本州・四国・九州    山地の林縁や沢沿いに自生する多年草  花期は8月、9月    絶滅 東京都  絶滅危惧Ⅰ類 4県      絶滅危惧Ⅱ類 2県  準絶滅危惧 5県      近くに自生しているので気にしてな...

産卵するホソミイトトンボ夏型 ショウジョウトンボ オオイトトンボ クロイトトンボも産卵

 高原のため池で ホソミイトトンボ夏型が産卵していた 産卵中のホソミイトトンボにモノサシトンボが近づく  危ない、危ない 連結して飛翔するホソミイトトンボ ホソミイトトンボは成虫で越冬するトンボ、年に二度発生する     ホソミイトトンボと越冬蜻蛉について詳しくは  →  こちらで ショウジョウトンボは全身真っ赤なトンボ 池の畔では珍しくない オオイトトンボ  この辺りでは高原の池でよく見かける ...

フシグロセンノウ カワラナデシコ ゲンノショウコ

 林縁の草の中の朱色の花は フシグロセンノウ  野草にしては大ぶりの鮮やかな花 節の部分が黒っぽい(黒褐色)のでフシグロ   ナデシコ目 ナデシコ科 センノウ属             フシグロセンノウ Lychnis miqueliana 節黒仙翁     本州・四国・九州  山地の林床、林縁の多年草     日本固有種      絶滅  東京都      絶滅危惧Ⅰ類 3県  絶滅危惧Ⅱ類 5県      準絶滅...

ヒメコブオトシブミ オオメキバネハムシダマシ ハグロソウ キツネノカミソリ

台風10号はいよいよ直撃コースに  風雨はますます強まる、 今日一日は外出禁止 おとなしくしていよう先日の在庫から沢を登る小道で見つけたのは ヒメコブオトシブミ  鞘翅の盛り上がった瘤が特徴  ヒメコブオトシブミについては  →  こちらも オオメキバネハムシダマシ   ひと月前に初めて見つけた甲虫 ゴミムシダマシ科の甲虫だ  この前のオオメキバネハムシダマシの記事は  →  こちらに 小さいピンクの...

炎天下のコオニユリ 木陰のウバユリ

 灼熱の太陽の下 夏草の緑の中に          燃えるような紅が 目に飛び込んでくる  コオニユリだ コオニユリと言っても小さくはない、草丈も人の背丈より大きいものもある。 よく似たオニユリは奈良時代以前の外来種でコオニユリは在来種と言われている。  毎年コオニユリが咲くと「真夏」を実感する  コオニユリについては  →  こちらなどを 林縁の木陰でひっそりと咲くウバユリ クリーム色の大きなユ...

マミジロハエトリ ヤブラン キンミズヒキ

 マミジロハエトリの正面顔 大きなぎょろ目が何となく可愛い  マミジロの所以の目の上が白いのはオス 獲物を見つけ、跳びかかって仕留めるハエトリグモは目が特に発達している  大小合わせて4対8個の単眼を持つ 江戸時代には 獲物を襲う様子が鷹に似ていると、  座敷鷹と呼ばれ愛玩用に飼育されたそうだ  マミジロハエトリの蘊蓄については  →   こちらや こちらに ヤブランの花が咲いていた キンミズヒキも...

キツネノカミソリにキタキチョウ アキオサムシ? キイロスズメバチ

 キツネノカミソリの花にキタキチョウが訪れていた このキツネノカミソリは普通のサイズ  この前のオオキツネノカミソリでは、というものと比べ小さく雄しべも突出してない  この前の キツネノカミソリは  →  こちらに 側溝の中をごそごそ歩く虫がいた  小ぶりのオサムシだ オサムシはよく分からない   帰って調べてみた。 オサムシの多くは飛べない甲虫なので狭い地域で種分化が起こり、 国内にもたくさんの...

吉備高原にナツエビネが咲いた

 雨雨雨の梅雨が明けたら 酷暑の毎日   そのうえ今度は台風まで 気候は異常でも そろそろ 咲くころだと  ナツエビネの森へ行ってみた  うす暗い森の中に 薄い紫の花が・・・ 近寄ると 涼しげな蘭のはな 大きな群落になっている  ナツエビネについては  →  こちらにも ...

ニシキリギリス ツマグロバッタ

 草むらに ニシキリギリスがいた  産卵管がないので♂  バッタ目 キリギリス科 キリギリス属             ニシキリギリス Gampsocleis buergeri 西螽蟖     本州近畿以西・四国・九州 ニシキリギリスについては  →  こちらに バッタをもう一つ ツマグロバッタ ♀  オスは黄色みが強く、イナゴに似た色合いなのでツマグロイナゴとも呼ばれる   ツマグロバッタについては  →  こちらも ...

イワタバコ 涼を求めて峡谷へ

 涼を求めて峡谷へ行ってみたが、   水の滴る岩壁の前に立っても         汗の吹き出す 蒸し暑さだった                梅雨明けが酷暑の始まりだもんねえ     峡谷の水の染み出る岩壁に  イワタバコが咲いた 紫色で星形の可愛らしい花 水の滴る岩壁に 一面にぶら下がる葉タバコのような形の葉 シソ目 イワタバコ科 イワタバコ属           イワタバコ Conandron ramo...

アカハライモリ 今では希少種

 高原のため池を覗くと      ぽっかりと 黒い影が浮かんできた、  アカハライモリだ  かつては ため池と言わず、用水路や野井戸や田んぼ周りの様々な水辺で見られた。   カエルとイモリは子供時代の遊び相手だった イモリの黒焼きは惚れ薬だっていうのは江戸時代からの伝説、落語のネタだ   今でも民間薬として販売されているらしい  怪しげなものだが・・・    それほど身近な生き物だったということだ...

ヒメクロオトシブミ キツネノマゴ キツネノカミソリ

 お馴染みのヒメコブオトシブミだと思いスルーしかけ、 え?   瘤がない?  ヒメクロオトシブミではないか  初見のオトシブミだ。  背中の瘤だけでなく、肢と腹部の色もヒメコブオトシブミとは異なっている  ぎりぎりまで近寄って撮ったが、寄ると被写界深度が浅くなるし・・・  甲虫目 オトシブミ科 ヒメクロオトシブミ Apoderus erythrogaster 姫黒落文   本州・四国・九州・対馬   出現期  4月~7...