峠の山小屋Ⅱ

ソバナ フシグロセンノウ ミヤマアカネ セマダラコガネ

 高原の田んぼの畔では ソバナが咲いていました キク目 キキョウ科 ツリガネニンジン属            ソバナ Adenophora remotiflora 岨菜   本州・四国・九州  山地の沢沿いなどに多い  花がラッパ型で雌蕊が飛び出さない  ツリガネニンジンは釣鐘型の花で雌蕊はちょっとのぞく程度  サイヨウシャジンは釣鐘型で雌蕊が大きく飛び出す    と言われているが     この地方では混在し 中間...

真夏の蘭ナツエビネ ミソハギも

 ナツエビネが咲きました  ほの暗い林の中に 淡い紫がかったピンクの花が開き始めていました 反り返った花弁 蘭の花らしさを備えています  炎天下のこの頃 林の中を渡る風を頬に感じながら    涼しげなナツエビネの花を眺めていると 暑さを忘れそうです     全国的に希少な種となっていて、           ほとんどの都府県で絶滅危惧に指定されています  ナツエビネについては詳しくは  →  こち...

クロアゲハ? オナガアゲハ? ついでにキタキチョウ

 谷沿いのしみ出した水の流れる道路上に            黒いアゲハチョウが沢山集まっていました オナガアゲハだと思います  吸水(ミネラル補給?)に集まるチョウはオスだそうです これは クロアゲハ♂ で違いないはず 左から クロアゲハ♂ オナガアゲハ♂ オナガアゲハ♂ 正面はクロアゲハ♂   左手前と中がオナガアゲハ  右後方がクロアゲハ  もうごちゃごちゃですね    6頭いたのですが、一度に...

アオバズクの巣立ち

 アオバズクが巣立っていきました ヒナが出たよ 知らせがあって、すぐに見に行きました アオバズクのヒナです   巣穴から出てすぐの太い幹にちょこんと座っていました    もうすっかり羽が生えそろっているように見えます 睨みつけているようなお父さん  別に怒っている訳ではありませんが 下をうろつく人間を警戒しています お母さんも見守っています 翌日の午後見に行くと  ヒナは隣の桜の木に移動していまし...

炎天下のコオニユリ チダケサシ

 強烈な日差しを受けて コオニユリが開きました  炎のような色です  よく似たオニユリは野生化したものもありますが、  栽培品種(食用ユリ根)として奈良時代に渡来したものだそうです  多量のムカゴが出来ますが、種子はできません(3倍体)   ※オニユリは苦みがあり、現在ではコオニユリを改良した栽培品種が    食用ゆり根として広まっているそうです コオニユリは自生種と考えられているようです、種子が実...

ミヤマアカネ カラスビシャク オカトラノオ

 高原の田んぼのほとりに   ミヤマアカネが現れました  腹部がボケたので雌雄が不明ですが、未熟個体です     オスなら成熟すると全身が赤くなります        最も美しい赤トンボという人もいます これはメス これもメスです トンボ目 トンボ科 アカネ属 ミヤマアカネ              Sympetrum pedemontanum elatum 深山茜  全国の浅くゆるい流水域に生息  ミヤマといっても低山の周辺...

イワタバコ カワラナデシコ

 吉備高原をえぐる峡谷の 薄暗い 岩の崖に   イワタバコの花が咲きました  岩の崖にへばり付き2・3枚の大きな葉をぶら下げるようにつけています    大きな葉が煙草の葉に似ていることからイワタバコと呼ばれます 子供の頃は近所に葉タバコの畑があって                植物としての煙草をよく見ていました、 本物の煙草の葉は      一枚が50㎝以上もある大きな葉ですが 形はよく似ていま...

ホソミイトトンボ夏型の産卵 モノサシトンボ クロイトトンボ オオイトトンボも

 高原のため池でイトトンボが沢山産卵していました 目立ったのは ホソミイトトンボの夏型です ホソミイトトンボは成虫で越冬するトンボで夏型と越冬型が交替します  夏型の産んだ卵は、10月頃成虫になって越冬し              翌年の4~5月に産卵します 水中の枯れ草に産み付けています ホソミイトトンボのペアが奇妙な動きをしていました    交尾が上手くできないのかと思っていたら 違いました ...

エゾトンボ? ヒメアカネ キイトトンボは産卵へ

  エゾトンボ? が飛び始めました  エゾトンボとタカネトンボは捕まえて細部を見ないと区別は困難だそうです          エゾトンボについては  →  こちらもどうぞ  ひとまずエゾトンボとしておきます  ほとんど止まることのないトンボなので    補虫網を持たないトンボ撮りにとっては       ホバリングを狙うしかないのですが       数撃ちゃ当たる作戦だけで ピンボケの大量生産 ...

アオバズク ヒナはまだ出て来ない

 2週間前のアオバズク♂   巣穴のある栴檀の大木で じっと見守っていました 1週間前 まだ頑張っていました お父さんですね ぐるっと見回すと 反対側の枝にもう一羽のアオバズクが・・・   ちょっと太めで一回り大きいのはお母さんです  巣穴から出てきたということは、      ヒナが大きくなって、巣穴が狭くなった          抱いて温めなくても大丈夫になった      もうすぐ雛が顔を見せる頃...

アキノタムラソウとタムラソウ ヒグラシ ニイニイゼミ アブラゼミ

 高原の草叢に薄紫(ほとんど白い)の可愛らしい花が咲いていました アキノタムラソウではないかと思います    もう少し紫のはずなんだけど・・・  小ぶりのアザミのような花は タムラソウ     雨が上がるととたんに暑くなります なぜか山で聞こえる蝉の声は ニイニイゼミとヒグラシばかりです  声を頼りに探すと ヒグラシが見つかりました  鳴いているので当然♂です これもオス  今年最初に見つけた蝉が...

クロスジギンヤンマ モノサシトンボ クロイトトンボ ホソミイトトンボ夏型

 高原の池では  クロスジギンヤンマが産卵しています 丁度飛び立ったところ モノサシトンボも沢山群れて産卵中です こっちはクロイトトンボの産卵  クロイトトンボは初夏から秋まで広く見られるイトトンボです ホソミイトトンボの夏型もいました  ホソミイトトンボの夏型について詳しくは  →  こちら ...

チョウトンボ タイワンウチワヤンマ ツマグロヒョウモン

 チョウトンボ Rhyothemis fuliginosa蝶蜻蛉です  ため池の上をひらひら飛んでいます        チョウのように飛ぶのでチョウトンボです チョウトンボの翅は真っ黒なのですが 光の具合で虹色に光ります  表面の微細構造により反射光に色が現れるので 構造色と言われます タイワンウチワヤンマ Ictinogomphus pertinax 台湾団扇蜻蜒です  ウチワヤンマはまだ見えません 平野部ではタイワンウチワ...

スッポン 大混雑の甲羅干し

 梅雨の晴れ間 やっと川の水も落ち着いて澄んできました  川の真ん中の岩の上で スッポンが甲羅干しです  一つの岩に3匹も上がって 押し合いへし合い   一番大きいのは鍋の蓋ぐらいあるね 25㎝ぐらいかな     全部をスッポン鍋にすれば10人前ぐらいあるかな   環境省も岡山県も レッドリストで「情報不足」です   この川には結構いるのですが 調査研究する人が少ないのでしょうか、...

ムクドリ幼鳥 アマサギ

 田圃のほとりに 白っぽい小鳥がいます  ムクドリの幼鳥です   巣立ってしばらくは親に餌をもらうのですが もう独り立ちしたのかな ムクドリの成鳥は街中でもよく見かけます  薄汚れたとか小汚いとか形容されるほどパッとしない風貌の野鳥ですが 幼鳥はすっきりとした色の綺麗な鳥です 水辺でアマサギを見ました  今年はなかなかアマサギが見えないので気にしていましたが やっと会えました...

カイツブリ 巣立ちの親子

 ため池の中央付近に 水鳥が浮かんでいます カイツブリの親子です  巣立ち後間もない様子 ヒナは3羽いたのですが みんなバラバラに動き回って 親子のショットがなかなか撮れない 元気に育っています...

巣立ちヒナの初飛行? ハヤブサ幼鳥青空を舞う

 山裾の広いため池の上空に キーキーキー 突然大きな叫び声が響きました  見上げると3羽のハヤブサが追いかけ合うようにぐるぐる飛び回っていました 1羽が成鳥、2羽が幼鳥     羽ばたきと滑空を繰り返す幼鳥の動きがぎこちなく見えます    叫び続ける声が不安げに聞こえます   もしかして この子たちの初飛行だったのかも 叫びながら飛び回るハヤブサ幼鳥 頭上近くに来ました  思いっきり叫んでいます ...

シロスジベッコウハナアブ  メジロ ウグイス

 谷川沿いの道のほとりで見つけました   最初は蜂かと思いましたがこの顔は虻です 調べてみるとシロスジベッコウハナアブというらしい  20㎜近くの大きなアブです ベッコウハナアブの仲間は変わった習性があるらしい  ハエ目 ハエ亜目 ハナアブ科 ベッコウハナアブ属        シロスジベッコウハナアブ Volucella tabanoides 白条鼈甲花虻   北海道・本州・四国    メスは 土中に巣を作るクロ...

巣立ちのヒナは キビタキ?

 木立の陰に ちらちらと小鳥が見えました 嘴に幼さが見えます 巣立ちの幼鳥です  キビタキの幼鳥だと思います キビタキとオオルリの巣立ち頃のヒナは見分けがつきません キビタキの声がしていたのでキビタキだと思っただけで自信はありません  いろんな野鳥のヒナが巣立つ頃です   どんな子に会えるか楽しみです...

ミヤマカワトンボ スジグロシロチョウの飛翔

 谷川のほとりに ミヤマカワトンボがたくさん飛んでいます  ♂です 白いチョウも飛んでいます スジグロシロチョウだと思いますが  産卵しているようです チョウの飛翔撮影は トンボの飛翔よりずっと難しいです やっとピントが合ったショット ぶれてます 動きが速いです 胴体にピントが来ているが 翅はピンボケの上に被写体ブレです  吸蜜中は動かないので ばっちり と言ってもいいかな...