クモキリソウが咲いた シロオビナカボソタマムシ フジハムシ?

山小屋の番人

2019-06-26
甲虫類
2 COMMENTS
 高原の雑木林にクモキリソウが咲いた。

 クモキリソウは野生ランの一種
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 花の拡大  よーく見るとやはりランの花の構造をしている。
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 群生の一部  水の染み出る岩の崖に20株ほどが群がって生えていた。
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  ラン科 クモキリソウ属 クモキリソウ Liparis kumokiri 雲霧草
   朝鮮半島、日本
   国内 北海道・本州・四国・九州・南西諸島
     疎林の林床に生育する
    絶滅危惧Ⅰ類・Ⅱ類に指定の地域もある 

   クモキリソウについては  →  こちらなども


クモキリソウを撮って、周囲を少し散策した。

 フジハムシかな? と思うが・・・  ヨモギの葉に止まっている
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  この前 見付けたフジハムシと色が違うのは気になるが、色の変異は多いらしい
      この前のフジハムシは  →  こちら


 キイチゴの葉に鳥のフンかのような小さな虫がいた
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 拡大して見る
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 シロオビナカボソタマムシというタマムシの仲間のようだ  初見だった

   6㎜ほどの小さい虫だが近付いてよく見ると金属光沢がある
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   やはり小さくても玉虫だ

 飛んだ!  翅を開くと腹部背面がブルーに輝いて驚くほど美しい
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 甲虫目 タマムシ科 ナガタマムシ亜科 
        シロオビナカボソタマムシ Coraebus quadriundulatus 白帯中細玉虫 
  北海道・本州・四国・九州 
  平地から山地の雑木林 
    幼虫は林縁のキイチゴ類の茎に穿孔する
    成虫はキイチゴ類の葉を食べる
    体長 5㎜~9㎜  成虫出現期 4月~7月
    全身に金属光沢がある

 
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Comments 2

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えみこちょ  

クモキリソウが20株・・・!こちらでは見られなくなりました。
整った葉と花のバランスが美しいですね!

2019/06/27 (Thu) 23:30
山小屋の番人

山小屋の番人  

To えみこちょさん

クモキリソウがまとまってあるのはここぐらいでしょう。
こっちでも少なくなりました。

2019/06/28 (Fri) 06:44

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