峠の山小屋Ⅱ

産卵するホソミイトトンボ夏型 ショウジョウトンボ オオイトトンボ クロイトトンボも産卵

 高原のため池で ホソミイトトンボ夏型が産卵していた 産卵中のホソミイトトンボにモノサシトンボが近づく  危ない、危ない 連結して飛翔するホソミイトトンボ ホソミイトトンボは成虫で越冬するトンボ、年に二度発生する     ホソミイトトンボと越冬蜻蛉について詳しくは  →  こちらで ショウジョウトンボは全身真っ赤なトンボ 池の畔では珍しくない オオイトトンボ  この辺りでは高原の池でよく見かける ...

フシグロセンノウ カワラナデシコ ゲンノショウコ

 林縁の草の中の朱色の花は フシグロセンノウ  野草にしては大ぶりの鮮やかな花 節の部分が黒っぽい(黒褐色)のでフシグロ   ナデシコ目 ナデシコ科 センノウ属             フシグロセンノウ Lychnis miqueliana 節黒仙翁     本州・四国・九州  山地の林床、林縁の多年草     日本固有種      絶滅  東京都      絶滅危惧Ⅰ類 3県  絶滅危惧Ⅱ類 5県      準絶滅...

ヒメコブオトシブミ オオメキバネハムシダマシ ハグロソウ キツネノカミソリ

台風10号はいよいよ直撃コースに  風雨はますます強まる、 今日一日は外出禁止 おとなしくしていよう先日の在庫から沢を登る小道で見つけたのは ヒメコブオトシブミ  鞘翅の盛り上がった瘤が特徴  ヒメコブオトシブミについては  →  こちらも オオメキバネハムシダマシ   ひと月前に初めて見つけた甲虫 ゴミムシダマシ科の甲虫だ  この前のオオメキバネハムシダマシの記事は  →  こちらに 小さいピンクの...

炎天下のコオニユリ 木陰のウバユリ

 灼熱の太陽の下 夏草の緑の中に          燃えるような紅が 目に飛び込んでくる  コオニユリだ コオニユリと言っても小さくはない、草丈も人の背丈より大きいものもある。 よく似たオニユリは奈良時代以前の外来種でコオニユリは在来種と言われている。  毎年コオニユリが咲くと「真夏」を実感する  コオニユリについては  →  こちらなどを 林縁の木陰でひっそりと咲くウバユリ クリーム色の大きなユ...

マミジロハエトリ ヤブラン キンミズヒキ

 マミジロハエトリの正面顔 大きなぎょろ目が何となく可愛い  マミジロの所以の目の上が白いのはオス 獲物を見つけ、跳びかかって仕留めるハエトリグモは目が特に発達している  大小合わせて4対8個の単眼を持つ 江戸時代には 獲物を襲う様子が鷹に似ていると、  座敷鷹と呼ばれ愛玩用に飼育されたそうだ  マミジロハエトリの蘊蓄については  →   こちらや こちらに ヤブランの花が咲いていた キンミズヒキも...

キツネノカミソリにキタキチョウ アキオサムシ? キイロスズメバチ

 キツネノカミソリの花にキタキチョウが訪れていた このキツネノカミソリは普通のサイズ  この前のオオキツネノカミソリでは、というものと比べ小さく雄しべも突出してない  この前の キツネノカミソリは  →  こちらに 側溝の中をごそごそ歩く虫がいた  小ぶりのオサムシだ オサムシはよく分からない   帰って調べてみた。 オサムシの多くは飛べない甲虫なので狭い地域で種分化が起こり、 国内にもたくさんの...

吉備高原にナツエビネが咲いた

 雨雨雨の梅雨が明けたら 酷暑の毎日   そのうえ今度は台風まで 気候は異常でも そろそろ 咲くころだと  ナツエビネの森へ行ってみた  うす暗い森の中に 薄い紫の花が・・・ 近寄ると 涼しげな蘭のはな 大きな群落になっている  ナツエビネについては  →  こちらにも ...

ニシキリギリス ツマグロバッタ

 草むらに ニシキリギリスがいた  産卵管がないので♂  バッタ目 キリギリス科 キリギリス属             ニシキリギリス Gampsocleis buergeri 西螽蟖     本州近畿以西・四国・九州 ニシキリギリスについては  →  こちらに バッタをもう一つ ツマグロバッタ ♀  オスは黄色みが強く、イナゴに似た色合いなのでツマグロイナゴとも呼ばれる   ツマグロバッタについては  →  こちらも ...

イワタバコ 涼を求めて峡谷へ

 涼を求めて峡谷へ行ってみたが、   水の滴る岩壁の前に立っても         汗の吹き出す 蒸し暑さだった                梅雨明けが酷暑の始まりだもんねえ     峡谷の水の染み出る岩壁に  イワタバコが咲いた 紫色で星形の可愛らしい花 水の滴る岩壁に 一面にぶら下がる葉タバコのような形の葉 シソ目 イワタバコ科 イワタバコ属           イワタバコ Conandron ramo...

アカハライモリ 今では希少種

 高原のため池を覗くと      ぽっかりと 黒い影が浮かんできた、  アカハライモリだ  かつては ため池と言わず、用水路や野井戸や田んぼ周りの様々な水辺で見られた。   カエルとイモリは子供時代の遊び相手だった イモリの黒焼きは惚れ薬だっていうのは江戸時代からの伝説、落語のネタだ   今でも民間薬として販売されているらしい  怪しげなものだが・・・    それほど身近な生き物だったということだ...

ヒメクロオトシブミ キツネノマゴ キツネノカミソリ

 お馴染みのヒメコブオトシブミだと思いスルーしかけ、 え?   瘤がない?  ヒメクロオトシブミではないか  初見のオトシブミだ。  背中の瘤だけでなく、肢と腹部の色もヒメコブオトシブミとは異なっている  ぎりぎりまで近寄って撮ったが、寄ると被写界深度が浅くなるし・・・  甲虫目 オトシブミ科 ヒメクロオトシブミ Apoderus erythrogaster 姫黒落文   本州・四国・九州・対馬   出現期  4月~7...

コミミズク アミガサハゴロモ スケバハゴロモ ヒメコウゾ

 コミミズク  初見だった       野鳥のコミミズクならよく知っているが・・・  見つけたとき アワフキの仲間かと思ったが どうも違うような      帰った調べてみた コミミズク しかもミミズクの仲間だって  カメムシ目 ヨコバイ科 ミミズク亜科               コミミズク Ledropsis discolor     本州・四国・九州     出現期 4月~11月  幼虫で越冬    食草  ク...

真夏のトンボ ヒメサナエ オオイトトンボ ホソミイトトンボ夏型 モノサシトンボ

 渓流沿いの道でトンボを見た  サナエトンボの様だ ヒメサナエかな ヒメサナエ ♀  で間違いなさそうだ  ヒメサナエは渓流のサナエトンボだ      ヒメサナエについては  →  こちらで そのまま山道を上って 高原のため池を覗いてみた  ブルーのイトトンボがいる  オオイトトンボ♂ 腹部をくねくねさせて ストレッチをしているかのよう  翅の一部が変形している。羽化の時の事故だろうが       ...

ヒバカリ 咬まれると命はその「日ばかり」-真実は

 今日のテーマはヘビです。       苦手な方は引き返すことをお勧めします。   とてもかわいい蛇なんですが・・・ とりあえずは半月前に撮った花の写真  ホタルブクロです。      次は ヘビです ヒバカリという小型のヘビです。   谷沿いの道を走っていると道路の真ん中に出ていました。 車を停めて近づいた。  赤みを帯びた明るい褐色の蛇、体長は50cm前後         背中に山形の稜がある ...

イチモンジカメノコハムシ セマダラコガネ

 イチモンジカメノコハムシというらしい  これを見つけたとき     前々からいつか見たいと探していたジンガサハムシか? と、     しかし 色模様がちょっと違うような?  帰って調べてみた。 同じカメノコハムシの仲間のイチモンジカメノコハムシに該当するようだ  亀の甲羅のような外観で危険を感じると足も頭も隠してしまう 亀の子だね    見た目は虫のフンか葉っぱの傷のように見える 茶褐色で周辺部...

アオバズクの巣立ち やっとヒナの顔が見られた

  雨の合間に もう そろそろだろうと  アオバズクを見に行くと いた~!  ヒナだ  2羽並んでいる やっと巣立ちだ   親鳥  お父さんアオバズクだ  お母さんの顔が見えないが・・・    拡大して見る   産毛が残っている いい顔だねえ  しばらく見ていると  親鳥が  ふわっと  飛んできた  どこだ?  下だ  ほとんど葉に隠れている  親子の顔が見えるところを探したら 一羽のヒナの顔が...

ウスノキの赤い実 オオバギボウシにツマグロコシボソハナアブが 

 雨が続いて、カメラをもって出られないので   少し前の在庫から 峡谷の沢沿いの道の辺   岩場に樹高20㎝程の草のような樹木が群がって生えていた ぽつぽつと赤い実がついている  帰ってから調べてみた、 ウスノキというらしい   5月頃黄緑色で釣鐘型の花をつけ7月頃赤い実がなる 赤い実には五つの稜があり 先端がへこんで臼のようになるのでウスノキという  赤い実は食べられる、ナツハゼやコケモモ、ブル...

巨大な牙のコアシダカグモ 足長はザトウムシ

 巨大な牙が不気味に光り 八個の単眼が二段に並ぶ 肢には特徴的な豹紋  おそらくコアシダカグモだろう  クモ目 アシダカグモ科 コアシダカグモ属          コアシダカグモ Sinopoda forcipata 小脚高蜘蛛   本州・四国・九州 19世紀ころの外来種らしい、   大型の徘徊性蜘蛛 ゴキブリ、バッタ、子ネズミなど小動物を捕食  アシダカグモが主に屋内に生息するのに対して  コアシダカグモは自然度...

アオバズク お母さんも顔を見せたが

 ちょっと太めなアオバズク お母さんアオバズクだ  貫禄十分  メスが出て来たなら、ヒナの巣立ちももうすぐ 身だしなみにも気を配り なんか目つきがきついんだが、警戒しているのかな お父さんもいつもの位置で 任せとけと言ってるみたい  早くヒナの顔が見たいよ~...

カシルリオトシブミ ムナグロツヤハムシ オオメキバネハムシダマシ ヨツキボシカミキリ

 最近山道で見つけた小さい甲虫から イタドリの葉の上にいた 3mmほどの甲虫 ハムシかなと思ったが カシルリオトシブミ  オトシブミの仲間だった  よく見ると金属光沢が美しい  隣にいるのはアミメアリかな  甲虫目 オトシブミ科 アシナガオトシブミ亜科             カシルリオトシブミ Euops splendidus     本州・四国・九州  出現期 4月~8月    メスはイタドリ、ガマズミなどの...